結局、社会人MBAスクールに行って何を得たのか?

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2017年から某大学の大学院、社会人MBAコースで勉強し、修了したウサヘンです。

根本的な話ですが、社会人向けのMBAスクールに通っていいことはあったんでしょうか?

同級生たちがMBAスクールに来ていた動機

まず、MBAスクールに来ていた同級生たちがどんな動機で来ていたか、という話なんですが、本人たちに聞いたわけではないけれどこんな感じなんだろうな、というのをまとめてみます。

外資系企業に勤務していた人たち

外資系企業の場合、MBAホルダーだということが社内的なアピールに効力がある、という感じのようでした。

本社にもMBAホルダーがたくさんいたりする環境だと持っていたほうがいい、という判断なんですかね。

国内大手企業に勤務していた人たち

誰でも知ってる大手企業に勤めている同級生の場合も社内的なアピールが目的になるんでしょうか。

特に研究開発部門がある会社だとドクターを持っている技術者なんてたくさんいたりするわけで、そういった環境でちょっと煮詰まったりしてMBAとってみるか、という感じのようでした。

ただ、MBAを取ったからといってそれが出世にダイレクトにはつながらない、という雰囲気でした。

その他の人たち

勉強が好き、というタイプもいましたし、営利団体に所属していない人がビジネスに触れたことがないので経営について勉強したい、というようなケースもありました。

ウサヘンも会社勤めしていない状態でのMBAなので、このグループに入るかもしれませんが、修士を取ってそのうち中国の大学で日本語講師をやる資格を満たす、というのが目的なので、シンプルっちゃシンプルです。

そういう意味でウサヘンの場合は目的は達したわけですね。

MBAを取ったからといって経営のプロだ、と扱ってくれる会社はないよね

先輩、後輩を含めて同じ大学院でMBAコースに通った人たち全員に言えるのは、MBAを取ったからといってそれで会社内で出世できるとか、待遇が突然上がるとか、そういう期待をしている人は1人もいなかったということですね。

まあ、当たり前のことですが、そんなに甘い見通しを持っている人はわざわざ時間を割いて勉強しに来たりしません。

だから、社会人でMBAに挑戦する人に対して「MBAなんて取っても役に立たないし、出世もできないよ」というような意見はお角違いっていうわけです。

じゃあ、MBAスクールに通ってなにを学んだのか、というと、一番は論文執筆を通して思考法と文章の書き方じゃないかな、と思います。

文章をいたずらに装飾せず、シンプルな言葉で短い文章を重ねていくことで読みやすい文章を書く、という基本的なことを徹底的にやる、というのは中々普段の生活の中ではする機会がないですし、ウェブ向け記事のライターなんてやっているとなかなかシンプルな文章を書く、ということができなかったりするけど、本来文章っていうのはこういうものだよな、と思いました。

また、2年間で論文となると定量的な研究テーマは無理があるのでケース研究が多くなり、ウサヘン自身もある企業を対象としたケース研究となりましたが、論文を書こうとするとプロジェクトXっぽいその企業の歴史を紹介するような内容になってしまい、中々そこから抜け出せない、という経験をしました。

結局のところ、その企業の浮沈やなどを調べてわかったことがあるとしても、その現象そのものを記録したものは論文ではなくて、その現象を通して見えるより普遍性のある仕組みを取り出すところまでいかないと論文にならない、ということが実感としてわかったのが11月半ばすぎ、という結構スリリングな状況だったわけですが、物事を真剣に考える、ということを意外とやってないんだな、と思いましたね。

MBAスクールで得たものは自己満足と友達かな?

何を得たか、を端的に言うと修士を取った、MBAホルダーになった、という自己満足と友達かな?

友達、といっても文字通りの友達で、いわゆる人脈ではないです。

ほんとにいい人ばかりで、飲みにいって話をしたりするのが楽しかったな。今後も連絡を取り合いたいと思える人達でした。多分、それぞれが仕事で絡むこともないだろうけど、そういう打算が入る余地のない人間関係ができました。

これはグロービスとかBBT大学みたいなビジネスに特化したMBAスクールだと、授業の内容もおそらくより実践的なビジネスの現場に寄った内容になるんでしょうし、そうなると人脈命!というような人や社命で通ってます、というような人が同級生になるのかもしれませんね。

結論:社会人の人でこれからMBAスクールに通うなら論文が必須のところがいい

結局、一番身についたな、と思うのは論文を書くにあたって読んだ先行研究の分野だったり、参考文献だったりで、単位のために受講した授業の内容は知らない分野ならなるほどね、とは思ったけど、仕事そのものに役立つわけじゃあない。

じゃあ仕事にべったりよった内容を授業で教えてもらったとしても、それはそれで大学院で教えてもらうような内容か?とも思ってしまいます。

そこで、これから社会人でMBAスクールに通おうかな、と思っている人が学校を選ぶ場合は修了要件に修士論文があるところがいいと思います。

論文を書くためにはそれなりに時間を使ってアカデミックな根拠を引用したりしなくてはならないし、そのための準備が一番知識や教養として身に着くと思います。

で、ビジネスの現場で役に立ちそうな授業の内容ではなく、もっとアカデミックな授業をやってくれる学校がいいのかな。

漠然としてますが、例えば「Eコマース概論」というような授業ばかりの学校で学べる内容は実際のビジネスの現場で役に立つような深いなにかではないと思います。

また、入るにあたって試験がない学校は避けた方がいいと思います。

試験で選別されていないってことはアレですよ。すごいのがかなりの確立でいるってことなので。

う~ん、とりとめのない文章ですが、MBAスクールにいって良かったな、という感想です。